(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「米利下げ休止論、一段と」
今朝の日経新聞記事。「溺れる日銀と円、つかもうとする藁も消失か?
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86017090S5A110C2EA2000/
2.「利上げ回避の理由を見つけ出した日銀マンは出世街道に、しかしー」
日銀が物価見通しを上方修正する公算大」だそうだ。そりゃそうだ。 ここまで物価が上がってくると、デフレと言い張って、これを利上げをしない理由とするにはもう無理だからだ。 しかし、日銀財務を考えると、最後になると思われる利上げは何とか先延ばししたい。最後の利上げを行うと日銀は死に体となってしまう(=それ以上の利上げを行うと巨大な債務超過発生で世界中からNOを突き付けられる)からだ。 したがって1月の政策決定会合までには「利上げをしない別の理由」を何とか探し出そうと必死になるだろう。可能性としてはトランプ政治の不確実性か? 日銀マンで「これはという利上げ回避理由」を見つけした人は出世街道に乗るのだろう。中央銀行とっかえを一時的にでも防止できた功績者になるのだから。 だからと言って、その栄光も短期間で終わるだろう。 改善の余地が全く見えないまま奇跡を祈って、破綻を先延ばししているだけなのだから日銀と円の復活はない。もう完全につんでいる。日本人は「事情がまだわかっていない海外投資家」に少しでも多くの円を押し付けて早く円から撤退するのが賢明。
3.「デイトレーダー的発想をしていい極面ではない」
私のX に以下アのリツイートが来た。
「円は雇用統計後、発表後、むしろ円高になっていますが」。
以下のようにコメントした。
「デイトレーディング的発想をしていい極面ではありません。円高はチャンスです」。
4.「米ドルは安泰か?」
私のX に以下アのリツイートが来た。
「米ドルは安泰なんですか?」
以下のように回答した。
「ドルの方が円より格段にマシでしょう。基軸通貨だし、FRB の財務内容は日銀の財務内容に比べれば数段上等だし。世界中で法定通貨が。全部無くなることがあれば話は別でしょうが、最後まで残る通貨は基軸通貨であるドルでしょうね。他に基軸通貨として通用する通貨ありますか? 今すぐ紙くず化しそうな通貨とは円以外にありますか?日銀ほど伝統的金融論に逆らって滅茶苦茶なことしている中央銀行ありますか?中央銀行の信用が崩れれば通貨など単なる紙屑です」。
5.
以下のリツイートを私のX にいただいた。
「本日の朝日新聞朝刊の「異次元緩和 残したゆがみ」で吉川洋東大名誉教授が異次元緩和は「何から何まで全て間違っている」と述べている。藤巻さんと同じ見解。違うのは藤巻さんがハイパーインフレを声高に訴えるが教授はこの先の日本の惨状を敢えて口にしないだけだと思う」
以下のようにコメントした。
「吉川洋先生は東大の経済学部長をも務められた(清滝プリンストン教授と共に)現代の日本を代表する経済学者です」。
6.「財務省の秋田犬」
以下のリツイートを私のX に来た。
「財務省のポチと言うべき緊縮財政主義の『権化』w」
以下のように回答した。
「せめて、財務省のポチではなく、財務省の秋田犬と言って欲しいなぁ〜。財務省の考え方は、矢野元財務次官の警告が端的に表しているように今の財政赤字は危険状況。歳出を減らしてこそ減税が可能。ばらまきで歳出を増やす一方、減税で税収を減らすならば国が潰れるのは当たり前。
歳出や税率を決めているのは政治家。非難されるべきは、ポピュリズム政治家やポピュリズム政策を吹聴してきた経済ド素人のとんでも論者であり、自分たちの責任を財務省に転化するのは卑怯であり悪者。
7.「植田日銀総裁の罪」
以下のリツイートを私のX に来た。
「でも、引き受けて下さったでしょ。ピンチのマウンドに立っているピッチャーをこのように外野席から野次って楽しいですか?」
以下のように回答した。
「何度も言いますが、能力がある人が誰も日銀総裁職を引き受けなければ、トンデモ理論教祖でさえ、日銀の窮状が分かり日本全体で打開策を真剣に考えたでしょう(私は新中央銀行の設立しかもう出口は無いと思っていますが)、植田氏も解決方法が無いことを充分承知しながら、何が理由なのか、危機の先送りに加担し、自体をより一層悪くしてしまった。彼にも大きな罪があります」。
8「ボルカー^ショック(サタデイナイトスペシャル)」
「休むも相場」さんが2022年の私のX を再度拝聴してくださったので、せっかくですから再掲します
「Conanさんが教えてくれたyou tubeが、素晴らしい。超貴重な資料だ。1979年から83年にかけての悪性インフレを名FRB 議長と言われたボルカー氏がどう鎮静したかを議長ご自身が詳しく、かつ簡潔に話した記録だ。パウエル議長はじめ、FRBのメンバーもバイブルとして絶対に見て参考にしていると思う。私が頻繁に取り上げる1979年のサタデイナイトスペシャルの実態の説明だ。「お金ジャブジャブ」がインフレの主因だと看破したボルカー議長は「景気が悪化する」「金利が急上昇してしまう」「失業率が上昇する」との強烈な抵抗を押し切って、断固お金の回収(QT)を実行、困難を極めながらインフレを鎮静化。今はコロナ対策の財政ファイナンスで、当時より格段にお金をばらまいてしまった。このyou tubeをみたFRBのメンバーなら、QT が完了する前に安易に「金融緩和に転換」など絶対しない。米長期金利は今後かなり急騰する。当然ドル高も)。
9、「政府の赤字は民間の黒字」
私のX に以下のリツイートが来た。
「政府の赤字は民間の黒字。 政府債務残高は民間債権と相殺し得るから、マクロで見れば、日本国内には「返済すべき債務」は存在しない」
以下のように回答した。
「何百回と言うが、だからハイパーインフレで民間の資産を、実質的に政府に移管させようとしている。政府の赤字は減り、民間の黒字も減る。経済学でインフレがインフレ税と言われる理由。ハイパーインフレは大増税と同じ。国民にとっては地獄だが究極の財政債権になる」
10.「政府債務残高は民間債権と相殺し得るかラ何も問題はないのか?」
私のX に以下のリツイートが来た。
「全く意味が分かっていないようだ。 政府の赤字は民間の黒字。 よって、政府債務残高は民間債権と相殺し得るから、マクロで見れば、日本国内には「返済すべき債務」は存在しない。 従って、自分の預貯金を政府債務の返済のために差し出さなければならない、という思想がそもそも間違っているのだ。」
以下のように回答した。
「アホやね。家庭内で親が子供にお金を貸した場合、その家庭内では相殺されて貸借は無視していいけど、借りたお金を子供は親に返せばならない。これを返さなくていいとなれば税務署が贈与税取りに来るぞ。国も国民に借金を返さねばならない。返さないと国と言えども法律違反又はデフォルト。したがって実質的に返さなくて済むハイパーインフレという選択肢をとり国民の資産を実質的に政府に移管する。国民は貧乏になって悲惨だが、政府は究極の財政再建。政府の赤字も民間の黒字も縮小するが均衡するのは変わらない。 ド素人教祖のド素人誤り理論を丸のみするのではなく自分の頭を使うこと」
11.「米国は何故財威勢破綻しないのか?」
私のX に以下のリツイートが来た。
「アメリカは国のシャッキンを増やしまくったのに、なぜ財政破綻しないのですか?」
以下のように回答した。
「2トンの漁船に1トンの海水が浸水して沈没したのに、500,000トンタンカーに2トンもの海水が浸水したのになぜ沈没しないのか?をよ〜く考えること。わからなければ、小学校1年生の先生にお聞きください。以下の質問をするのはそれからの話」
12.「アメリカだって借金は大きいのだが」
昨日、以下のリツイートが私のX に来た。 どうも借金が多額の米国でも問題が起きていない」と言いたいらしい。
「アメリカみてよ!」
以下のようにironicalに回答した。
「そうなんです。米国ははるかに日本より財政事情がマシなのに財政赤字を多くの人が気にしていて、次期トランプ政権の重鎮となるイーロンマスク氏は5年間で歳出を3分の2にするGOGEを創設しようさえしている。それに対し日本は歳出の膨大を警告する声は弱弱しく、世界で断トツに財政事情が悪いのに(=対GDP比で政府借金が断トツに悪い)さらに歳出を拡大&減税を推進して借金を大きく増やそうとしている。国全体がお花畑。円が⁻紙くずになるのも当たり前-。減税をしたいのな⁻ら歳出を削らない限り無理だが、ここまで借金が⁻膨らむと超大胆な歳出削減が⁻必要。国民が受け入れないだろうから、結果としてハイパーインフレ(=円は紙くず)で借金を棒引きにしようとポピュリズム政治家が⁻しようとしているとしか思えな⁻い」