「長期金利1.5%に上昇」.「財政法はなぜ厳格な財政規律を求めているのか」

2025年03月06日

 (ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

1.
9時半近くに、日経新聞から「長期金利1.5%に上昇、15年9カ月ぶり 日銀利上げ継続意識」との速報が出た。植田総裁は冷や汗タラタラだろう。今こそ私が出演させていただいた先週土曜日放送のラジオ・ニッポン放送「渡邉美樹の5年後の夢を語ろう」を聞いていただきたい。20分ほど「長期金利上昇がいかに危険か。円の紙くず化のきっかけになりうる」ことをお話しした。以下のPodcastを開いて3月1日のところをクリックすれば無料で聞ける。

渡邉美樹5年後の夢を語ろう!

2.「財政法はなぜ厳格な財政規律を求めているのか」
元日銀理事で私が尊敬する山本謙三さんが一昨日WEB ページを更新し、
「財政法はなぜ厳格な財政規律を求めているのか~昭和7年からの教訓とは」(2025.03.04)との論考を出された。
必読。日本の財政がいかに危険かがわかる。
財政法で厳格な財政規律を求めているのに政府は、毎年財政法の上位法である「特例公債法案」で財政法を骨抜きにした。財政法で決して発行してはいかないはずの赤字国債を湯水のように垂れ流している。先人の知恵を無視した結果が、日銀の信用失墜、円の紙くず化、なのに国会もマスコミも国民も能天気のバラマキ継続。駄目だ、こりゃ。マーケットという最大野党がちかじか反乱を起こすだろう。

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