(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「だめだ、この国は」
国会に出勤していると、つくづく感じる。だめだ、この国は、と。みんなばらまいたり減税することだけで頭がいっぱいで、財政悪化など誰も全く気にしていない。日本よりはるかに財政状況が良い米国では多くの経済人を中心とするリーダー達が財政悪化を声高らかに警告しDO GEで歳出を5年間で3分の2にしようとしている。なのに、この国ではそんな声は議員からもマスコミからもほとんど聞こえず。財政は悪化し財政ファイナンスでお金をばらまくだけ。国会へ行けば行くほど円を売りたくなる。
2.「経常収支と財政収支の双子の赤字」
財務省が10日に発表した2025年1月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支は2576億円の赤字だった。赤字は23年1月以来、2年ぶり。
たった1ヵ月間の数字なので、どうこう言えるわけではないが、一応経済学的には経常収支と財政収支の双子の赤字となれば、その国は自国通貨安、長期金利上昇またはその両方が起こる。
3.「長期金利がこのまま上昇すると」
3月10日以下のX を更新した。
「本日の日本国債10年モノは、1.569%.に上昇。日々、粛々と上昇。止める手段をもたない植田総裁はもうどきどきだろう。買いオペ減額停止などといいだせば、今度は円暴落を停める手段がなくなる」
「短時間の間に今や日本の長期金利は1.58% 。財政規律を無視した赤字垂れ流し予算の成立を機に金利急騰、自国通貨安(ポンド安).株式下落のトリプル安を引き起こした2年半前の英国トラスショックを予感させる動きに私には思えるが」
4.「代わりバンクにやってくる市場の急落」
3月8日以下のX をアップした。
「今日は国債急落(=金利急騰)’今日は株式急落と日々代わりバンクにやってくる市場の急落。余震が始まっているような。それなのに国会には警戒心が皆無、マスコミにも皆無。どうなることやら」
5.「財務省にレク洗脳?」
2日ほど前、以下のリツイートが私のX に来た。
「財政悪化?また財務省にレク洗脳されてる」
以下のように回答した。
「残念でした。私が洗脳されているのは正当派経済学&正当派金融論」
6.「大規模な株や長期債売りは円高をもたらすか?」
数日前、以下のリツイートが私のX にいただいた。
「藤巻先生もしご知見お持ちでしたら御教授頂ければ幸いなのですが、『大規模な株売りや、大規模な国債売りの時は、対価としての円が必要になる為、円高になる』と聞いた事があるのですが事実でしょうか。今の円高の理由はこれかなと思っているのですが確証が無く」。
以下のように回答した。
「空耳かもしくは貴兄の耳は、中耳炎を患っているのでしょう」
7.「公定歩合」
3月10日以下のリツイートが私のX にきた。
「日銀が公定歩合をマイナスにすればよろしい」
以下のように回答した。
「お〜.懐かしいお言葉。公定歩合って今何%でしたっけね?かなり前は0.3%だった気がするけれど。ちなみに現在の日銀マンで公定歩合でお金を動かした人って残っているのかなあ?」
8.「自然災害VS 人災」
3月8日、以下のリツイートが私のX に来た。
「まあ南海トラフはいずれ来ると言うのと同じ」
以下のように回答した。
南海トラフは自然災害。今来つつあるXデーはとんでも教祖達に踊らされた人災。
9.「国債は満期になれば必ず返さなければならない」
3月8日、以下のリツイートが私のX に来た。
「まずね、国債費を償還しきる必要はないよね。国は永遠に続くんですよ。利払できればよいでしょ。拙速な引き締めでデフレになるのがヤバいでしょう。今ディマンドプルのインフレですか?需給ギャップはマイナスだよね、デフレ下で財政再建進みます?貴方騙されてると思うけどね」
以下のように回答した。
「まだとんでも教祖に騙され続けている人がいるかと思うと、うんざりしますな。まずは国債は満期になれば必ず返さなければいけないの。貴兄は、金利だけは払うけど約束した日にお金を金を返さないと言っている人にはお金を貸しますか?政府が発行してる国債の中心は10年債。10年後にはお金を返さなきゃならないの。そのお金を返すために借換債を発行する。その借換債を買ってくれる人がいなければお金を返す原資がたりず満期になった国債の元本を返せない。それをデフォルトと言う。借換債がどんどん増えていって、今や政府は自転車操業。借り換え債を買ってくれる人がいなければ政府はコテン。きちんと勉強してから投稿しましょうね。皆さんに大笑いされてますよ。
10「アメリカが、くしゃみをすれば日本は即死」
数日前、以下のリツイートが私のX に来た。
「え?アメリカって 米国債刷りまくって 金利が上がって国は借金まみれ 米国債償還目前で焦りまくりの上 国民はインフレでクレカ限度額いっぱいだし ずっと上がって来た株価は実際の価値より高過ぎていた実態がバレて 大暴落までカウントダウン じゃないの…?」
以下のように回答した。
「じゃないね。しかしもし、そうだとすると日本は大変。アメリカが、くしゃみをすれば日本は即死」
11,「ドルを買う理由 米国は日本よりはるかに経済が良い」
数日前、以下のリツイートが私のX に来た。
「2024年現在で34兆ドルの赤字(負債を抱える)米国の何処が良いのでしょうか?」
以下のように回答した。
「ドルが世界の基軸通貨である以上、米国がドルを垂れ流さないと世界で通貨が不足し、デフレとなってしまう。アメリカは経常赤字ではあるがアメリカへの投資は債券、アメリカからの投資は直接投資や株式配当金の高いものが多いので、負債過多でありながら利子、配当収入等がプラスである希有な国、またこれからの二大資源であるIT産業とエネルギーを抑えているのも強い。世界最強の軍隊もいる。また財政赤字に対して健全な警告がすぐ鳴り響く。世界中の大天才が大金持ちになる夢を持ってアメリカに集まる。どの国も弱くなる中、相対論でアメリカは世界最強」
12,「マーケットが、近々、明確に答えを出す」
数日前、以下のリツイートが私のX に来た。
「本気でそう思うなら、減税派の議員や学者と公開討論すればいいじゃないですか。 どちらが正しいかは見た人が決めればいいんですよ」
以下のように回答した。
「そんなことしなくてもマーケットが、近々、明確に答えを出してくれる」
13.「財務省解体デモに思う」
本日、以下のツイートをX に流した。
「財務省解体デモが大げさに海外に報道されれば、日本人の金融リテラシーの低さと言うよりも、日本人はiQが低い人間と思われそうで怖い。日本財政/日銀の危機は今風船のように膨れ上がっており、針どころか春風が吹いても破裂しそうだが、この財務省解体デモを海外メディアが面白おかしく報道すればその破裂のきっかけの1つにもなり得る。いくつもあるX DAY到来のきっかけの1つとして考えておいたほうがいいのかもしれない」
14.「行動して結果は出してほしくない」
本日、以下のようなリツイート が私のX に来た。
「でも君らエリートは口先だけで、PB黒字化もしなければ、GDPや実質賃金増やした訳でもない 何の成果出さず、今の日本にした 君らのバカにしているリテラシーの低い低学歴のバカのバカらしい行動が何かを変えるかもしれない 成果を出せないエリートより、行動するバカ」
以下のように回答した。
「行動して結果は出してほしくないね。国民がドン底の地獄生活という成果を得たいのなら話は別だが」
15,「私は『小さな政府/低い税金』論者」
本日、以下のリツイートを私のX にいただいた。
「藤巻先生、減税する分歳入は減りますが、その分無駄な歳出を減らせばいいと思うのですが、何か問題があるのでしょうか?」
以下のように回答した。
「家計は収入ありきで、収入額が決まってから支出額を考えるけど、政府は歳出ありきで、歳出額が決まってから歳入を考えるから財政規律がいつまで守られない。財政法で均衡を強いているはずなのに、上位法の特例公債法案で、赤字国債の垂れ流しを許してしまっているから何時まで経ってもダメなのです。だから私はドイツやスイスのように上位法の無い憲法に財政均衡条項を入れろと言っているのです」
上記の回答をした方から続けて以下のリツイートをいただいた。
「ありがとうございます。 私がおききしたかったのは、国債や特例公債等以外のお話です。 例えば、歳出において、無駄な公共事業、その他や地方交付税交付金等が削れるので、歳入において、消費税、その他の減税が歳出削減分できるのではないかと考えています」
以下のように回答した。
「私は「小さな政府・低い税金」論者なので、基本的考え方は同じです。しかし既に支払って溜まってしまった借金はよほどのことがないと返せません。消費税のびっくりするような増税か(きっとそれは日本では無理でしょうから)インフレ税(普通の言葉で言えばインフレ。大増税とはハイパーインフレ)でこの大借金を完済することになるだろうと言っているのです。それは政策でも何でもなくて、(残念ながら)これから起こる事態の予測です。その後の日本は「均衡財政」で「小さな政府・低い税金」、自助・競争を重視した社会を目指さなければならないでしょう。それが嫌なら世界の4流国 5流国となり世界の出稼ぎ労働者にならざるを得ません。どちらを選択するのかは国民の意思次第」
16.「これだけ財政が悪化した段階での減税やバラマキはX デイ引き金の可能性」
「単刀直入にお伺いしますが、物価上昇にあわせた基礎控除の見直しやガソリン補助金の継続(もしくは暫定税率の廃止)をしたら、日本経済が崩壊するのですか?」
以下のように回答した。
「財政が健全な時であるならば、それも経済回復のための1つの政策ではありますが、これだけ財政が悪化した後にこれをやれば、そのニュースが世界にながれた途端にマーケットは大崩れする可能性がかなり高いでしょうね。特に消費税減税、ましてや無税化などしたら、絶望的ですね。20〜30年前から日本の財政は何とかなる。それは西洋諸国に比べて著しく低い消費税を上げる余地が大きいからだ、が外国人の一般的な考え方でしたが、今はそれでは到底追いつかないほどの財政赤字が溜まってしまっています。それなのに増税どころか、減税などしたら、日本よ、さようならで円は紙屑化、国民は地獄の生活に突入でしょうね。それを望むなら、勝手に消費税を大幅減税もしくは無税化すれば良い。私は嫌だが」。
17.「デフレだろうがインフレだろうが金配れ」
本日、以下のリツイートを私のX にいただいた。
「今、その人たちは減税派を名乗っています」
以下のように回答した。
「そうね、 MMTまっ盛りの時は今はデフレだから金を配れ。インフレになったら増税すればいいと言ってたはずなのに、インフレになった今は、増税どどころか減税を主張するとはなんじゃろね?なんでもいいから金よこせ、でしかない」
18「占い師とは言わない」
本日、以下のリツイートが私のX にきた。
「いくつもあるxday?占い師みたいですね」
以下のように回答した。
「伝統的金融論/経済論に基づいて出てくる結論は占いの結果とは言わない。
対GDP比世界最悪の財政状況、対GDP比で世界最大規模の中央銀行のバランスシート(=世界最大でお金のばらまき)、財政ファイナンスの規模、財政規律を回復させようとしない政治家やマスコミの態度、この場に至ってばらまきや減税を主張シ財務省解体デモをやるような国民の金融リテラシーのなさ等を勘案した結論」
19「時間は全くない」
数日前、以下のリツイートが私のX にきた。
「>この国は、財政悪化など誰も全く気にしていない。 >アメリカで財政悪化を声高らかに警告、、DO GEで歳出を5年間で3分の2にしようとしている。 /改革するのは凄いが、手法と改革するスピードが乱暴すぎやしないか? アメリカという国で行ってる実験の結果を見るぐらいの時間は日本にもあると思う」
以下のように回答した。
「時間は全くない」