(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「本日の日銀政策決定会合そしてその後の総裁記者会見」
今朝以下のリツイートを私のXにいただいた。
「今日の日銀会合後の植田総裁の発言内容が楽しみです。円安阻止のために、タカ派的な利上げに躊躇しないような発言はするでしょうが、実際は何もできない」
以下のように回答した。
「おっしゃるとおり注目です。タカ派的な発言なら円安進行はしばし止められますが、長期金利は上昇し、日銀債務超過の危機で円紙くず化の危機が発生します。一方、ハト的発言をすれば長期金利の上昇はしばし止められますが円安進行で物価急騰の危機です。 何方にしてもアウト。言葉だけではマーケットはコントロール出来ません」
2.「なぜ、今、日銀は利上げが出来ないのか?」
昨日、以下のリツイートが私のX に来た。
「今のインフレは急激でもないし、制御不能になるおそれもないからでしょ そんなこともわからないの?」
以下のように回答した。
「全然わかってないね。1月の消費者物価指数前年同月比3.2%上昇、生鮮食料品を含めば、4.0%は充分インフレ。それでも日銀が利上げをしないのは利上げをすれば、日銀自身が債務超過になって信用失墜、円が紙屑化してしまうから。日銀がインフレ抑制の手段を全て失ったということ。暴走する車のエンジンブレーキどころかフットブレーキも壊れてしまいアクセルも戻らなくなったのだから。スピード加速は回避出来ない(物価上昇は止まらなくなる)。本日の決定会合でも植田日銀総裁はなんやかんや屁理屈を言って金利を据え置きことにことになるだろう。円安は加速し、物価高も加速する。もちろんその後の記者会見では将来利上げする気満々の態度を保つだろう。言葉はただで、言うのは勝手だから。実行する気はなくても(実行できなくても)。言葉しか日銀にはインフレを防止する手段がなくなった。インフレを防止できない中央銀行などすでに中央銀行としての体(てい)をなしていないのだから円の未来も普通の人なら見えるだろうに」