(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1、「円は落下直前の大きな玉となっている線香花火の状態」
今週月曜日に友人からEメールで為替について質問が来た。
「おーい!俺のドルと米国株どうすればいいんだよー!」
以下のように返事した。
「米国株は知りません。私はこの数年間、日米ともに株からは一切手を引いているので。
ドルに関しては、酒食らって寝ていればよし、です。あ、**君は、酒飲まないか。
なお、円は落下直前の大きな玉となっている線香花火の状態だと思っています。私は、全然心配していないよ。
加藤大臣がベッセント財務大臣から円高誘導を強いられるとの市場の思惑だけで円高が進んでいるだけなので。
米国といえども、為替は動かせない。動かすためには金利を動かさねばならないが、ドル金利を下げると同時に円金利を上げるのは双方無理。そんなことしたら日本はその瞬間ドボンで円は紙くず化・
為替の替わりに大統領が好きなように動かせる関税で貿易赤字を減らそうとしてる」
2.「トランプ関税交渉が不成立に終われば債務リスクのある日本は大変」
昨年10月23日のではあるが時事通信。国際通貨基金(IMF)のガスパール財政局長とのインタビュー。
「日本が今後著しい経済的ショックに見舞われれば、債務水準の悪化ペースは新型コロナウイルスの時期を上回る可能性があると警告した。債務リスクを踏まえ、早急に財政健全化に着手する必要性を訴えた」
――>トランプ関税交渉が不成立に終わったら、ガスパール財政局長の懸念は
現実性が大いに増す。
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3,「トランプ関税」
トランプ大統領が「日本はコメを買ってくれない」「日本は米国車を買ってくれない」としばしば口にされている。これはトランプ大統領が日本にヒントを与えてくれているのだと私は理解する。
したがってここを解決することが最重要。解決しなければ合意には達しないだろうし、合意に達しなければ24%の関税に逆戻りで、マーケットは大混乱。日銀の債務超過問題、弱小金融機関の連鎖倒産問題につながり、日本は轟沈だろう。
米国など、何だ~と粋がるのはいいが、それは無謀に日米開戦に突入した帝国軍人の思想につながるものがあり、無責任であり、日本を苦境に陥れると私は思う。
4.「園遊会」
一昨日は午後から園遊会。お天気も良く皇室を尊敬しまくっている私たちには最高の日。私がノーベル賞でも取らない限り(笑い)、(政界引退のため)最後だと思ってテントに備えてある料理もめいっぱい食べさせていただいた。
前にも書いたが、以前オーストラアリア大使に「日本に赴任して、一番印象的だったことは何か?」と聞いたら「就任あいさつで両陛下にお会いした時だ。膝がガクガクした」とおっしゃった。首相に会うなら、大使たるもの、ひざなどガクガクしないだろう。皇室の存在は、日本にとってとんでもない国益だと思う。
5.「飲み会」
園遊会の後は、旧知の元住友生命常務の古河さんが共同幹事の飲み会@恵比寿の著名な和食レストラン「賛否両論」。カウンター席で私の左隣が野村アセット社長取締役議長の山本さん、右隣が新国立劇場の舞台芸術監督の吉田都さん。
舞台芸術の話題は私には無理だと思って、左の山本さんとじっとしゃべっていた。トイレに行く際、家内にlineで「吉田さんっていう方知っている?」と聞いたら、「当り前じゃないの。超有名な方よ」との返事があり、それから一所懸命お話をした。著名人に弱いというか、何とも、私自身、情けない(笑)、ものすごく幹事のよい方でロンドンでの苦労話や、何故バレーを始めたかなど興味深いお話を聞けた。
22年間、イギリスの2つのロイヤルバレー団でプリンシパル(トップダンサーを務めた)を務めたバレー界のトップスター世界の頂点を極めた方だった。
6.「二次会」
漫画「島耕作」の漫画家弘兼さんに誘われて、古河さんと3人で赤坂のスナックで2次会。弘兼さんとは30年近くのお付き合い。一緒に週刊朝日で連載していたこともあるが、コロナ発生以降お会いしていなかったので久しぶりの再会。
古河さん主催の獺祭工場見学など旅行をご一緒したこともある。小さい頃から長男健太が大の弘兼さんファンだったので昔もサインをもらったことがある。「あの時の健太が衆議院議員になりました」といったら、喜んでくださり、又サインを(もちろんその場で)書いてくださった。今度の健太の選挙ポスターにしようかしらん?なんちゃって(もちろん冗談)帰りは久しぶりの午前様。