(本文)付録「フジマキな日々」は下の方にあります。
2月末から4月初めにかけて予算委員会、財政金融委員会、本会議、やっと一区切りついたら、地方統一選挙の応援で大忙し。7月の参議院選が近づいてくるのに自分の選挙準備は遅々として進まず、焦りまくり。ということで通常版プロパガンダの更新が1か月以上出来ず大変申し訳ありませんでした。
1.258回週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」
258回週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」は「日産自動車事件、会社はだれのものか」というタイトルで以下のとおりです。この記事はカルロスゴーン被告が逮捕された直後に書いたものです。
「(略)
欧米、特に米国では会社は株主のものだが、日本ではだれのものかよくわからない。経営者、従業貝、メインバンク、地域社会、株主とステークホルダー(利害関係者)がたくさんいる。
米国の取締役は株主代表で、株主利益を守る存在。その監督下で執行役が実務をつかさどる。日本では両者の職能の差が不明確で、執行役がえらくなると取締役昇進という感さえある。
(中略)
日本では、格差の観点から高額報酬に対する拒否感がある。会社は株主のものというより公器だと考えるから非難が強まる。
会社は株主のものと考えれば、国籍に興味はない。株主も多国籍だからだ。企業はその国の人をどれだけ雇用するかで、その国での価値が決まる。冒頭のモルガンの女性スタッフの感覚だ。フランス政府が日産を自国の雇用増につなげたいと考えるのもその表れだ。
日産の国籍を考えると、実質はフランス企業だろう。仏ルノーが約4割の株を持つ最大株主で、外国人持ち株比率は約6創。取締役9人中4人が外国人。2017年度の世界生産台数567万台のうち日本は約2割。従業員数は、日本が約4割となっている。
日本的なのは、日本発祥で日本語社名で、本社を日本に置くことぐらい。この事件は、日本に本社を置く「外資系企業」トップが逮捕された事件と言える。
マスコミ報道では、西川社長が先頭にたって会社の立て直しへ向けて指揮しているようだ。ただ、危惧するのは、経営者に過ぎない彼に、それだけの権限があるのか?という点だ。
11月24日付朝日新聞朝刊によると、日産幹部が『会長を決める権利まで向こう (注:ルノー)にあるわけではない」と語ったそうだ。本当に大丈夫か?実態や日本人の感覚がどうあろうと、法律の下では会社は株主のもの。フランス政府が自国の雇用増を第一義に考えれば、次の株主総会で取締役をルノー関係者で固め、工場の多くをフランスに移す可能性さえあるのではないか。高額利酬が許される米国に本社を移すことだって考えられる。日産が実質は外国企案なだけに、心配になる。
2. 259回週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」
259回週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」は「日銀にみる、「シジョウ」と「イチバ」の違い」というタイトルで以下のとおりです。
次男ヒロシが小学生の頃、社会科で築地市場について勉強したようだ。「お父さんも『いちば』で働いているの?」と聞かれた。当時、私はディーラーとして、金融マーケット(市場)で慟いていた。
数日後、中学受験雑誌を見ると「イチバ」と「シジョウ」の違いを、「八百屋や魚屋ではお客はただ買うだけですが(イチバ)、金融市場に参加する人(シジョウ)は、買い手になるだけでなく売り手にもなって取引します」とあった。うまいこと言うな~。
★ ★
11月26日の参議院予算委貝会で、日本銀行の黒田東彦総裁が私の質問に対し、「財政運営につきましては、やはり政府、国会の責任において行われるものであるというふうに認識しておりまして」とお答えになった。私は強く反発した。
イタリアの債務残高は対GDP比で130%強。日本の240%弱よりはるかにましだ。しかし、世界はイタリアの累積赤字を随分と問題視している。ユーロ基準の60%を大きく超えており、このままだと歳出をまかなえず、デフォルトの可能性もあるからだ。
そのせいで、10年物イタリア国債の金利は2016年8月に1.1%だったか。今や3.2%程度に上昇した。欧州の銀行はイタリア国債を多く保有している。国債価格の暴落で、金融システムがリスクにさらされると大騒ぎなのだ。
長期金利上昇は財政赤字拡大に警鐘を鳴らす。そこで、政府も国民も真剣に財政赤字を考え、借金が膨らまないようになる。
(中略)
その意味で、財政赤字が累積すると長期金利が上がるのは健全なこと。人体に神経がないと痛みを感じず、生命の危機を放置してしまうのと似ているかもしれない。イタリアはまだ神経が通っているといえる。
日本はこれだけ財政が悪いのに。長期金利はシミ程度しか上がらない。日銀が長期国債を爆買いしているからだ。公共投資で国債発行が増えても、日銀ががむしゃらに買う。そして、本来下がるべき価格か上昇 (=長期金利は低下)する。
(中略)
財政危機を先送りしているのは日銀ともいえる。日本得意の「飛ばし」だ。
とはいえ、「異次元緩和」というルビコン川を渡った以上、出口がないと思われる。国債の年間発行額の6~8割を買う日銀が売り手に回ると、国債価格暴落(=長期金利暴騰)は不可避だ。すると、支払金利が急増し、財政が持たない。 国債を買っても売ることかできない日銀。冒頭の受験雑誌の説明からすれば、金融「シジョウ」ではなく金融「イチバ」の参加者なのかもしれない。
3.「日本銀行『失敗の本質』」
朝日新聞編集委員の原真人記者(元日経新聞記者)が4月4日発売の「日本銀行、失敗の本質」(小学館新書)の中で、私の国会での質問に触れてくださった。
「放火も失火も、火事は火事」
参院識員の藤巻健史は、麻生や黒田にこの問題を問い続ける数少ない国会議員の一人だ。 藤巻は2015年6月22日の参院決算委員会で、 「異次元緩和は財政ファイナンスではないか?」と財務相の麻生太郎、日銀総裁の黒田東彦に質問した。2人は次のように答えた。
麻生 「日銀が国債を買い入れている目的は国債ファイナンスとかいう話ではなく、2%物価日標の実現という金融政策のため。日銀みずからの判断」
黒田「2%日標を実現するために、あくまで金融政策目的で行っているもので、財政ファイナンスではありません」
4.外資は中央銀行といえども「倒産する」との前提でリスクコントロールをしている
私が日銀破綻の話をすると過激だと思われる方が多いようだ。しかし三井信託銀行からモルガン銀行に転職してショックを受けたことの一つは、邦銀では(少なくとも当時)中央銀行に資金を置く限度額は設定されてなかった。モルガンはあらゆる中央銀行に限度枠を設けていた。中央銀行も倒産の可能性ありとの前提だったのだ。
5.国民はシートベルトを締めて危機に備えるしかない(池尾元慶大教授)
3月28日 のブルムバーグ記事に「安倍首相がタオル投げるしかない、日銀の異次元緩和出口-池尾教授」という記事がある。
池尾教授によると「このまま出口が来なければ、団塊の世代が後期高齢者となる2020年代後半以降、国民はシートベルトを締めて危機に備えるしかないと語った。」そうだ。
ずいぶん先だと思っている。のんきだな~、とは思うが。学者である以上、当たらない場合のリスクを考え期限のバッファーを含ませているのだと思う。
池尾教授は河村女史と同様、「このままいくとキャピタルフライト」が起こると考えているようだが、それはハイパーインフレと同義だ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-27/PP04096JIJUS01?srnd=cojp-v2
6、「物価を上げる手段はないか?」
3月28日 のブルムバーグ記事で池尾教授は「経済厚生の改善につながる範囲で効果的に物価を上げる手だてがあるかと言われると、「その場しのぎ」や「やったふり」を除けば、有効な手段は「ない」と断言する。」そうだ。
私は「ある」とこの20年間言ってきている。マイナス金利、日本国債のドル建て発行、日銀の米国債購入、ドル預金の雑所得から譲渡税への変更などの円安誘導だ。
「この30年間、日本経済低迷の最大の理由は円高だ」という点で安倍政権のブレーンになる直前の浜田紘一イエール大学教授と2人で寿司屋で盛り上がりました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-27/PP04096JIJUS01?srnd=cojp-v2
7.逆イールドは景気の先行き悪化を読んでいるのか?
3月23日の子のブルムバーグ記事にあるようにしばしば、「逆イールド(長期の金利のほうが短期の金利より低い)になったのは、マーケットが景気悪化を読み始めたから」と発言するコメンテーターがいるが、それはマーケットに中央銀行など市場原理の働かない期間が参加していない場合にのみいえることだ。
中央銀行が爆買いしているから長期金利が低い。FRBも保有を減らしてはいるが、満期が来た長期国債を(少しずつ減らしてはいるものの)いまだ大量に買い換えている。だから逆イールドになったに過ぎない。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-22/POSCRP6TTDS001?srnd=cojp-v2
8.なぜ市場が先行きの景気悪化を予想すると逆イールドーカーブになるのか?
3月22日米国債10年物金利が3カ月物を下回る長短金利の逆転現象の「逆イールド」が起きた。NY株式市場が大慌てしたのは「債券市場が将来の景気の悪化を予想している」と理解したからだ。私は違うと思うが、なぜ景気悪化を予想すると逆イールドになるかを解説した識者はいなかったようなので解説する。
本日から1年間(2019年3月31日から2020年3月31日)までの金利を3%とする。来年は今年より景気が悪化すると思うのなら市場は金利低下を予想するだろう。来年の3月31日から再来年の3月31日までの1年間の金利は、今年の1年物の金利より低い(たとえば)1%になる。
1年ごとに元本を借り換える(1年目は3%の支払、2年目は1%の支払)のと2年間通して借りるのとでは支払金利は変わらないはずだ。だから今日からの2年モノ金利は2%(複利を考えなければ)となる。将来の景気悪化を予想した結果、今日からの1年モノ金利は3%、今日からの2年モノ金利は2%と逆イールドになる。
9.米銀と邦銀の収益力の差
4月2日付の日経新聞に「検証みずほ巨額損失(下)米債逆ざや、含み損蓄積―市場頼みの収益構造に限界。」という記事がある。
海外投資で邦銀は「ドル調達、ドル運用」 米銀なら大きく為替リスクを取る。為替リスクの判断は邦銀ではディーラーや国際部長判断。米銀では経営陣の判断。そこが米銀の収益は数兆円、邦銀は数千億円と1桁違う理由の一つ。
為替はリスクである一方、大きな収益源でもある。
なお邦銀が米債から撤退しても「ドル調達、ドル運用」であるがゆえに$売りを意味しないことには注意が必要。
10.為替の動き
最近、昔なら避難通貨の円が買われる経済ニュースが出ても、せいぜい1円、もしくは50銭くらいしか円高にならないことが多くなってきた。ドル円の底値が固まってきたような気がする。円安要因のニュースが出れば円安に吹っ飛ぶ可能性もある。
11.日銀は今でも毎日追加緩和をしている
3月9日の朝日新聞に「追加緩和 日銀に圧力も」という記事がある。永年、金融界にいたものとしてこの記事の書きぶりには違和感を覚える。「日本銀行にも、追加緩和を求める声が強まりかねない」とあるが、現在、日銀は政策会合を開くことなく、日ごとに追加緩和を行っている。昨日よりも今日、今日より明日のほうがより緩和的なのだ。
バランスシートを拡大し続けているからだ。伝統的金融政策の時は政策会合で政策変更を決定しない限り、緩和の程度は一定だった。政策金利を変えないからだ。その時とは違う。正確に書くなら「追加緩和の程度を強める声が強まりかねない」だろう。
記事には「FRBも、すでに引き締めから緩和方向に転換した」という表現もあったが、FRBは引き締めなど全く行っていない。超金融緩和だったものを少し緩和の程度を抑えつつあった(=最大限に膨らんだBSを少し縮小させた)だけだ。BSが異次元緩和開始前になって初めて緩和を辞めたといえる。
12.MMT理論はブードゥー経済学①
ウォール街ラウンドアップ 閑散相場の裏で経済論争
3月13日の毎日新聞福本論説委員の「水説:その名はMMT」は秀作。
MMTとは「国の政府は財政赤字など心配せずもっと借金していいよ」論。「極論すれば、お金を「造る」権限のある国家は、税金を集めなくてもお金を使い続けられる、となる」
「MMTにはもう一つただし書きがある。「インフレにならない限りは」だ。インフレになれば結局、増税や利上げで対応する、という。
問題はインフレの歯車が回り出した後では制御不能、手遅れの可能性が高いことなのだけど」フリーランチ(タダ飯)は存在しない。必ず高い請求書が後で回ってくる。M(未来は)、M(もっともっと)、T(大変)」
MMT理論は「M(未来は)、M(もっともっと)、T(大変)」とは、けだし名言
13.MMT理論はブードゥー経済学②
日本のリフレ派の理論(借金をいくら増やしても統合政府で考えれば大丈夫。国債発行を大量発行し、それを日銀が引き受けてお金じゃぶじゃぶでデフレ脱却を図る。政府は手にしたお金で財政出動)は、まさに米国で民主党急進左派が主張する一方、主流派経済学者やFRBなどの政策当局者から異端の学説として退けられているMMT理論そのもの。
MMTは害があるだけに最悪の民間療法だ。医術で最新の科学を信じるか民間療法を信じるかの選択。米国でのMMT理論への批判論は私の「ハイパーインフレ論」の代弁というかそのものでもある。「サマーズ元米財務長官は債務が一定の水準を超えれば超インフレにつながると警告した」のは一例。
累積赤字が対GDP比107%にすぎない時点でこの議論が起きる米国は健全。240%になっても私の警告が「過激だ」と退けられる日本は大丈夫か?
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO42498460V10C19A3ENI000/
14.MMT理論はブードゥー経済学③
ブルムバーグからインタビューを受けた、それと4月13日の日経新聞の記事を合わせてお読みいただきたい。
ブルムバーグ英語版では私は黒田さんのfoe(天敵)だそうだ(笑)。
日経新聞によるとMMT提唱者のケルトン教授自身が「日本はMMTを実証している」と言っているそうだ。
一方、麻生大臣や安倍首相は「日本をMMTの実験場にしてはならない」と国会で発言された。財政金融委員会で「どっちなんだ???」と麻生大臣に聞くつもりだ。
4月11日のブルムバーグ(日本語)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-10/PPQIZM6JIJUY01
4月11日のブルムバーグ(英語版) 記者が違うので、内容も少し違います。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-04-10/kuroda-foe-says-japan-to-prove-modern-monetary-theory-a-mistake
4月13日の日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO43692690S9A410C1EA3000/
15、金利がこんなに低いのは日本の財政が信用されている証拠。え、え、え、え?
昨日、朝9時から始まった予算委員会、17時を終えてそろそろ撤退準備をしていたら、出たー。また麻生大臣が「大きな借金があるのに金利がこんなに低いのはなぜか?日本が信頼されているからだ」とおっしゃったのだ。信頼されているのではない!昔はほとんど買ってなかった日銀が爆買いしているからだ。一時は年間発行額の8割も買っていた。買いを辞めれば暴落(=長期金利暴騰)だ。
何度も国会で注意しているのに、改まらないのは理解力がないのか?それとも意図的に誤った情報を流しているのか?
最初は「借金がこんなに多いのになぜ日本の金利が低いのか、どんな経済学者でも分からない」とおっしゃっていたから「経済学者にはわからなくても私にはわかる。日銀が爆買いしているからだ、ピリオッド」の趣旨で諭したのだが。
16「IT化遅れ 気づけば米中に敗北」
3月10日の朝日新聞に元ソニーCEO 出井伸之氏のインタビュー記事「IT化遅れ 気づけば米中に敗北」というインタビュー記事が出ている。
「昨年より今年の景気が良くなった。第1次安倍政権時代よりもよくなった」と喜んでいる場合ではない。平成の間、日本は先進国の中でダントツのビリ成長だ。なにかシステムエラーがあったに違いない。その辺を出井氏はついていらっしゃる。
「サッカーで例えれば、『バブル崩壊でオウンゴールをしている間にIT革命が起き、米国や中国にどんどん点を入れられ、気付いたら4対ゼロで負けていた』」のが平成の時代だとおっしゃっている。
「インターネットという時代になぜ乗れなかったのかを考える必要があります。平成の間に、米国ではGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)が、中国ではBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)が台頭しました」。
「人口知能(AI),ブロックチェーン。仮想通貨といった新しい技術が台頭しています。インターネット時代に気付かなかった平成の愚を繰り返してはいけません。(略)。こうした技術でどんな未来をつくるかを考え、実現する制度を国が、早急に整える必要があります」
仮想通貨の税制を変えないとスタートラインにも立てない。
17.暗号資産関係①
紅谷さん主宰の暗号資産・ブロックチェーンのパーティーにご招待受けた。約90名の参加。技術家・弁護士・起業家等優秀な若者がたくさん集っていた。若者たちがこの分野に夢や熱意を持っていることをひしひしと感じた。この熱意を冷やしてはならない。
18.暗号資産関係②
録画撮りしたBS11「真相解説!仮想通貨ニュース!」の全編、後編が放送された。タイトルは「日本の法整備は良い方向に向かっている? 」です。以下のホームページで見ることができます。
https://www.bs11.jp/news/cryptocurrency-news/
19.ゴーン事件に関して
日本の常識は世界の非常識の一例だと思う。
日産自動車が会長ポストの廃止を検討し、取締役会議長を社外取締役が担うことを検討するそうだ。会長と取締役会議長が別だったなんて初めて知った。
米国の会社は会長が一番偉い。取締役会とは株主の代表であり、議長はその中で一番偉いからだ。
会長と取締役議長とは同義語だ。会長が取り仕切る株主(オーナー)の委託を受けて社長が業務を執行する。だから社長はNO2。米社で取締役会議長のほかに会長がいたなど聞いたことがない。
日本では経営者が会社のNO1。日本では執行役員が昇格すると取締役という感覚だろうが、米国では取締役会(株主のためという位置づけ)の下で執行役員が業務を執行するので全く別の職能念。日本では資本の理論が通用しないというのはそんなところにある。
(付録)フジマキな日々
1.大阪W選、統一地方選前半戦
大阪W戦は勝たせていただき、大阪府議会戦では過半数を獲得出来ました。残念ながら千葉、埼玉では結果が出せませんでしたが、統一地方選後半に向け頑張ります。ご支援まことにありがとうございました
2.大阪都市構想とは?
大阪以外の方は都構想ってなに?と思う方も多かったろうと思います。東京都の例で述べてみましょう。今の東京都のほかに23区だけの東京市を作り市議会や市長を新しく作ったら壮大な無駄づかいになると思いませんか?広域行政を預かるところが二重にできてしまうのです。
喜ぶのは新しく東京市議会議員という職場ができる議員職希望の人だけだと思います。日本維新の会が大阪でやろうとしているのはその逆です。今の東京都のような仕組みとしニ重行政の弊害を無くそうというものです。自民から共産党まで一緒になって「反維新」になったことはいかに既得権益を守ろうという政治家がいかに多いかを物語っているように私は思います。
3.秘書アベ月末で退職
秘書のMs.アベが体調不良のために退職することになりました。事務所を大変明るくしてくれたとってもいい娘で、退職は大変残念です。6年間、長いようで短かったですが、長い間、本当にありがとう、アベさん!!
4.藤巻たけしの1ヶ月
くたびれた~の1か月。予算委員会・財政金融委員会・本会議・調査会が連日のようにある。その質問通告作成、統一地方選挙応援で、自分自身の選挙がだんだん近づいてくるのに何も用意できていない。
昔は、どんなに忙しくても、それをおくびに出さない。「余裕あるふりをするのが、かっこいい」と思っていたが、そんなこと言ってられない。忙しい!!
3月4日(月)
8:55~11:55 予算委員会
13:00~17:00 予算委員会
18:00~ 東議員と会合
3月5日(火)
8:00~9:00 政調役員会
3月6日(水)
12:30~12:40 財政金融委員会理事懇談会
14:00~15:30 楽天の三木谷氏が代表理事を務める新経済連盟事務局 の藤井氏ほかと意見交換(暗号資産税制について)
3月7日(木)
10:00~12:00 予算委員会
12:00~12:10 財政金融委員会理事会
12:10~12:20 財政金融委員会
15:00~17:00 予算委員会
3月8日(金)
9:45~10:00 議員総会
10:00~12:20 本会議
(藤巻健史登壇 10分間質疑)
12:30~ JPモルガン時代、秘書をしてくれていた原美聖さんが息子さんと来館。息子さんは東大3年生。法律が専門なので政治に興味大有りとのことでいろいろ質問をいただいた。
3月9日(土)
午後 次男ヒロシ(形成外科医)がたしか6年目で始めて国会見学に来た。
13:00~15:00 LIFULL HOME’S不動産投資 タイアップセミナー@半蔵門 本社セミナールーム
3月11日(月)
16:00~17:00 株式会社マリオンの福田代表と深沢さんが来館。STOによる不動産ファンディングの事業をご説明いただいた。
18:30~20:30 松沢希望の党代表主催の参議院議員懇親会 希望の党 松沢代表・行田邦子議員・希望の党国会事務局、維新の会。石井章議員、私
3月12日(火)
8:00~9:00 政調役員会
9:00~13:00 予算委員会公聴会
13:30~15:00 財政金融委員会
15:00~16:00 予算委員会公聴会
3月13日(水)
9:45~10:00 議員総会
10:00~12:00 本会議
12:55~17:00 予算委員会
17:30~18:15 林家木久蔵師匠落語会仲間の高橋テーラーの高橋さんご夫婦、林家木久蔵師匠が国会見学にいらした。
18:30~20:30 伊藤セブン&アイ・ホールディングス名誉会長主催の勉強会。伊藤順朗取締役・常務執行役員、元財務省関税局長の竹内洋さん等がメンバー。10日と弱で、3~4か月に1回、もう10年以上続いているだろうか?伊藤名誉会長はいつも熱心にメモを取られている。
3月14日(木)
13:20~13:30 財政金融委員会理事会
13:30~17:30 財政金融委員会
(15:58~16:35藤巻質問)
3月15日(金)
9:45~10:00 議員総会
10:00-11:45 本会議
18:30~20:30 懇親会@仙台大多安(秘書阿部の実家)
奥山 恵美子 様/元仙台市長
岡本 宜樹 様/日本銀行東北支店長 池田潤 様/東北財務局長
青木 孝文 教授/東北大学 理事・副学長
二階堂 宏樹 様/東北電力 総務部長 鈴木 正俊/ミライト 代表取締役会長
3月16日(土)
早朝に新幹線で帰京。
11:30-13:00 中華街で食事with 勝丸夫婦(勝丸さんは弁護士、元広島高検検事長、香川高検検事長、奥さんの千晶さんは私の大学のゼミの後輩・四国公認会計士協会会長)
13:30~15:30 三遊亭白鳥落語会 横浜にぎわい座 with勝丸夫婦
真ん中が白鳥師匠
3月17日(日)
17:00~19:30 母校教育大学附属高校(現筑波大学附属高校)の後輩島岡さんのお嬢さん恵理さんが附属に入学したので島岡さんの自宅でホームパーティー。恵理さんは桜陰と附属を受かったのに附属を選んでくれたとのこと。よかった~。
軽井沢でテニスをやる仲間たちを中心に集まった。軽井沢の別荘に毎年止めていただいている島田英昭先生(東邦大学医療センター大森病院 消化器センター外科教授)、真船健一先生(元東京大学医学部助教授・元国際医療福祉大学教授) 他、江南君、星野さん等いつもの仲間。
3月18日(月)
8:55~11:54 予算委員会
13:00~17:00 予算委員会
3月19日(火)
8:00~9:00 政調役員会
9:50~10:00 政府開発援助等に関する特別委員会理事会
10:00~12:00 政府開発援助等に関する特別委員会
(11:23~11:35藤巻質問)
12:00~12:40 洗足学園理事長3男君他来館。留学生の面倒等の部署で活躍中。元野村の証券前。洗足学園の理事長の前田さんは同い齢。世の中の出来事に対して、極めて鋭く本質をついた指摘をされるので大好きだ。
12:50~13:00 財政金融委員会理事会
13:00~17:00 財政金融委員会
3月20日(水)
8:00~8:45 松田目黒区議会議員候補 応援
9:50~10:00 財政金融委員会理事会
10:00~12:00 財政金融委員会(11:15~11:33藤巻質問)
13:30~16:40 財政金融委員会
(14:24~14:51藤巻質問)
(15:57~16:10藤巻質問)
17:30~19:30 真相解説!仮想通貨ニュース収録
3月21日(木・休日)
休日だが、休みなし。1日中仕事。
3月22日(金)
13:00-13:30 週刊朝日「虎穴に入らズンバフジマキに聞け」の編集者が中川さん(朝日新聞経済学部に復帰)から多田さんに変わったので、お二人から引き継ぎのご挨拶。
13:00-13:40 床屋
14:30-15:00 日本維新の会財政部会、金融庁からヒアリング
3月24日(日)
予算委員会質問準備
17:00-19:00 追っかけをしている小泉和弘さん指揮の名古屋交響楽団演奏会@オペラシテティー(久しぶりしばしの休養)
モーツァルト: 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
リスト: ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124*
R. シュトラウス: 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』作品30
座っておられるのはトヨタの豊田章一郎元会長
小泉さん奥様のおじさま(元 大成建設社長)
3月25日(月)
8:55~11:54 予算委員会
13:00~15:30 予算委員会
(13:27~13:49藤巻質問)
3月26日(火)
6:30-7:15 家内を羽田に送る
8:00~9:00 日本維新の会政調役員会
10:00~12:00 予算委員会
3月27日(水)
9:00~12:20 予算委員会(第1委員会室(本館3階))
10:00~10:20 財政金融委員会理事懇談会(議員会館2階)
12:50~13:00 財政金融委員会理事会(第2委員会室)
13:00~13:20 財政金融委員会 (第3委員会室)
13:45~14:00 議員総会(参23控室)
14:00~17:05 本会議
(藤巻健史 登壇 10分間の反対討論)
17:10~17:30 財政金融委員会理事会室で待機
17:30~17:40 財政金融委員会理事会(第2委員会室)
17:40~17:45 財政金融委員会 (第3委員会室)
3月28日(木)
9:50~10:00 財政金融委員会理事会
10:00~12:50 財政金融委員会(10:36~10:54藤巻質問)
3月29日(金)
8:00~8:45 松田哲也目黒区議会議員候補駅頭応援
9:45~10:00 議員総会
10:00~10:25 本会議
16:00~17:00 千葉県議会議員候補 佐藤浩 応援@下総中山駅
19:30-21:30 北海道で私のことを応援してくださっている橋本さん御依頼で、外国人2人と会食(インターネット関係の仕事を日本でしたいとのこと)@赤坂見附北大路
3月30日(土)
15:00~17:00 松田哲也目黒区議会議員候補出陣式@NATULUCK(ナチュラック)中目黒
3月31日(日)
10:30~12:00 陸上自衛隊習志野駐屯地
お祝いの言葉
自衛隊の駐屯地の直前からハンドルが急速に重くなり、駐屯地の中で完全に動かなくなり途方に暮れる。レッカー車に基地内まで来てもらい牽引してもらった。
13;30-14:30 千葉県議会議員候補 佐藤浩 応援
4月1(月)日~4月6日(月)
3日(水)午後を除いて選挙、選挙、選挙。
残念ながら結果は出ませんでした。後半戦に向け頑張るよう決意を新たに。
4月2日 8:00-9:00 政調役員会
20:00-21:00 インターネット番組「村田雅志のトークルームに出演」
4月3日12:50-13:00は参議院「国民生活・経済に関する調査会」理事会
13:00-16」30 参議院「国民生活・経済に関する調査会」
17:00 プルデンシャル保険版協会の打ち合わせwith 絵南君(高校の後輩)他
18:30-19:30 紅谷さん主催「暗号通貨関係者の懇親会」役90名集まったそうだ。
20:00-22:00 三井信託千葉支店OB+慶応大学応援団OBを中心とした飲み会@銀座ライオン
4月8日(月)
14:00~14:30 選挙戦を終えての記者会見@千葉県庁
車がないので電車で。
4月9日(火)
8:00-9:30 政調役員会
10:00―10:30 PHP佐藤さん来館
13:00-14:00 ブルムバーグ取材
16:00-16:30 国土交通省ヒアリング
18:30-20:30 みずほ総合研究所のチーフエコノミストの高田創さん、
ニッセイリース(株)の三宅さんと会食。
4月10日(水)
16:00~17:00 Tezos Japan Foundationの岩本さん、香川さん、Barducciさんが事務所を訪ねてくださり、1時間ほどTezosというブロックチェーン技術をご説明いただいた。米国で最大の取引所コインベースが機関投資家向けのカストディアンの業務をTezosで行うことをつい先日発表したそうだ。
18:00~20:00 仮想通貨税制を変える会 第3回会合
第3回会合はTaoTao株式会社(旧社名ビットアルゴ取引所東京)創業者である尹様をお招きし、講演頂いた。寒空・雨にもかかわらず予想以上に集まっていただきました。感謝申しあげます。
4月12日(金)
8:00~8:45 松田哲也目黒区議殷候補中目黒駅前駅頭応援
9:45~10:00 議員総会
10」00~12:15 本会議
12:20~13:00 ODA理事会
またこれからの1週間選挙、選挙、選挙です。
日本維新の会宜しくお願いいたします。
インターネット番組「村田雅志のトークルームに出演」
4月2日にインターネット番組「村田雅 のトークルームに出演いたしました。
Cointelegraph社が「日銀の物価目標2% 達成したら「アウト」で仮想通貨は「高騰」 藤巻議員がネット番組で発言」というタイトルで記事にしてくれました。
https://jp.cointelegraph.com/news/japanese-pro-crypto-politicain-if-bank-of-japan-reaches-its-2-target-it-is-out-and-crypto-will-surge?fbclid=IwAR1TYi-MzKxUiB6kV-4uhuYKptXER1ggEk4zF2mH3XM5VvL8d2bT9eqyZes
この内容をもっとお知りになりたければ以下のアーカイブで見ることが出来ます・
https://go.jikiden.jp/sid=OhRlgUujTK
5.読了本
軍師2人 司馬遼太郎
風神の門(上) 司馬遼太郎 (司馬遼太郎の本としては珍しく興が乗らず、下巻を読むのはやめた)