本日は(23日・木)財政金融委員会 11:36~12:04に若田部日銀副総裁に「日銀は大丈夫か?」についてお聞きする。日銀はもう行き詰っていると私は思う。ボコンボコンに殴られて再起不能になるのか(=インパール作戦を貫くのか)、今(ボクシングでいう)タオルを投げいれて、ダメージを少なくするのか(それでも大変なダメージ)? 国民に判断してもらう時期に来ていると思う。そのためには日銀は出口でのシミュレーションを提出する責任があると思っている(FRBは公開した)。本日はそれを要求する。
国民はドル資産や暗号資産を購入して自分や家族を守ることを真剣に考えるべき時期だ。政府・日銀が国民を守れない状況にあるのだから自衛するしかない。
1問目はFRB(米国中央銀行)の純利益は2016年の924億ドル(10兆円)から2018年631送ドルに減少した。これはFRB当座預金への付利金利上げで支払金利が増加したからだ。日銀も金利上げの際には日銀当座預金への付利金利が上昇し支払金利が増える。FRBは10兆円も純利益があるからいいが日銀の純利益は1.3兆円しかないから大変だ。390兆円の日銀当座預金に1%に1%の金利を払えば3.9兆円。とたんに損の垂れ流しで債務超過だ。
前回の財政金融委員会で、私の質問異大使、若田部副総裁は日銀が保有する国債からの収入も増えるから大丈夫だとおっしゃった。嘘だ!保有国債は大部分が長期の”固定”金利。満期が来て買い換えない限り収入は増えない。実際、同じく保有は長期固定金利債のFRBの受け取り利息は2016年は1111億ドル(約12兆円 平均長期金利は1.84%) 2018年は平均長期金利は2.91%と焼く1%に上昇したのに1123億ドルと12億ドルしか増えていない。FRBでは受け取り金利収入が増えないのに「日銀は受取金利収入が大きく増えるから大丈夫。債務超過にはならない」という理由を聞いてみる。何がFRBと日銀違うのか?
若田部副総裁は答えられるのか?