1.16:30からのラジオ日本放送(1242)「渡邊美樹 5年後の夢を語ろう」
本日16:30からのラジオ日本放送(1242)「渡邊美樹 5年後の夢を語ろう」に出演します。(出演は16:40頃から)記事内容は夕刊フジにも出ます。今週、来週と2週続けてです。聞き逃された方はラジカでお聞きください。
2.現金化、ドル化がお勧め。だからドルのMMF
「27日の外国為替市場では円買い・ドル売りが強まったが、ドルへの資金退避の一服や国内企業による年度末のリパトリエーション(本国への資金還流)といった一時的な要因が背景」「ただ、このまま円買いの動きが続くことは考えづらい。各国の政府や中銀による政策総動員で世界の株価はひとまず下げ止まってきたものの、新型コロナ・ショックによる経済活動の停滞を映した統計はこれから相次いで出てくる」 日経新聞の記事の記述におおいに Agree。だから現金化、ドル化がお勧め。だからドルのMMF。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57338820X20C20A3EN2000/
3.企業倒産が4月以降の大問題
米国では「労働者の多くはレイオフ(一時帰休)や無給休暇を余儀なくされており、家賃など短期的な生活費を補填する狙いがある。失業給付も週600ドルを加算。家計への直接支援は5000億ドル規模になりそうだ」とある。米企業はレイオフや無休休暇を簡単に行えるから倒産も抑えられるが、日本企業はそれが出来ない。売上急減の企業が過剰人員を抱え込む。その結果、倒産、失業の発生が予想される。これは株価の下落を通じ経済実態をさらに悪化させ、日銀の債務超過のリスクを高める。逃げろ!逃げろ!だ。現金化、ドル化がお勧め。だからドルのMMF。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57322010X20C20A3EA2000/
4.中央銀行が損失リスクを負えば、通貨そのものの信頼を損ねる
「中央銀行が損失リスクを負えば、通貨そのものの信頼を損ねる可能性がある。そのため主要中銀の資金供給策は、対象を安全性の高い資産に限ってきた」私の問題意識を、日経新聞がやっと取り上げてくれた。株、不動産、長期国債の爆買いにより、日銀はこれらの価格下落で「世界でもっとも通貨の信頼を喪失する可能性の高い中央銀行」となってしまった。この記事には「FRBが空前の規模で総資産を膨らませている」と書いてあるが、日銀の総資産はすでにFRB より大きい。GDPが4分の1以下なのに、だ。緊急時に超大型財政出動や金融政策が発動できるように、平時は健全財政を保ち、日銀も資産を安全資産の購入に限っておくべきだった。この記事には「世界的にドル不足が強まり、FRBは日銀や欧州中央銀行(ECB)など5中銀に、3月だけで2000億ドルのドル資金を供給した」とある世界的にドル不足は今後とも変わらない。世界同時不況になれば基軸通貨ドルの価値は高くなる。為替は相対的なモノ。世界で最低なにかの通貨は残る。物々交換というわけにはいかないからだ。危険な中央銀行の発行する通貨ではなく基軸通貨ドルを持つべし。それが生き残る道。逃げろ!逃げろ!だ。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57316780X20C20A3EA5000/