1.かってないほどの経済政策
かってないほどの経済対策が発動されるそうだ。マスコミは何も触れていないが、財源は間違いなく、日銀の国債買取(=財政ファイナンス)だろう。日銀はFRBに比べてすでに対GDP比で4倍もの規模で財政ファイナンスをしてきたのにさらになる財政ファイナンス。もう日銀の財務はハチャメチャ。日銀の信認失墜、円の価値失墜のリスクは極めて高くなったと思う。政府としては将来、どれだけの副作用が予想されようと、対処療法に過ぎなくとも超大規規財政出動を今はせざる得ないだろう。いくらリスキーな政策でも、目の前の危機に対処せざるを得ないからだ。そうしなければ有権者、マスコミに叩かれるに決まっている。しかし、健康体であれば大手術にも耐えうるが、ぼろぼろの体では耐えられない。平時に健康に留意しなかった(=強大な財政出動により財政が世界最悪、中央銀行が世界最大のメタボ、財務が脆弱)ツケだ。基本健康体である米国と同じことをやれば危険なのだ。冷静に見ておかねばならない。政府の今までの失政で一緒に沈没、破産はまっぴらだ。今、大型財政出動は必要だ。しかし大型出動の結果、残念ながら悲惨な結果になるとの私の分析に同意される方はドル化、現金化をお勧めする。大丈夫だと思う方は無視すればよい。。すべて自己責任だ。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57375310Y0A320C2MM8000/
2.ドル化(ドルMMF)、現金化で逃げろ!逃げろ!
日経新聞の昨日夕刊「ウォール街ラウンドアップ」の記事に「同氏によると、個人投資家が多く利用する米国のMMF(マネー・マーケット・ファンド)には25日までの1週間に今年最大の3000億ドル超の資金が流入した。MMFは投資家が現金の一時的な置き場として利用するファンドで、個人は現金のまま保有し続けたことがわかる」米国の個人の現金化の動きに日本人も習うべし。ドルのMMF をお勧めする!だ。なおこの記事の分析はかなり同意することが多い。「ただ、こうした(藤巻注:株の)買いは短期で終わる。今後は景気や企業業績の悪化という実体悪が表面化してくる。株式相場は「二番底」が避けられないとみるべきだ」「(藤巻注:今後は)長期にわたる財政支出の抑制や増税が課題になるだろう。FRBも史上最大の5兆ドルに膨らんだ資産規模の縮小に動かざるをえない。米株市場は過去最長の強気相場を支えてきた財政と金融政策の両輪を失う」日経新聞の以上の解説は適切だと思う。ちなみに日本は財政も金融も米国よりすでに格段に悪い。何もできない。やればとんでもないしっぺ返しが来る。だから「ドル化(ドルMMF)、現金化で逃げろ!逃げろ!」だ。
3.「日本・破綻寸前 自分のお金はこうして守れ!」(幻冬舎)
おかげさまで、発売直後、アマゾン総合ランキングでは一時2位になりました。又、昨晩のヤフーニュースによるとトーハンの週間ベストセラーで4位。ポジテイブなコメントをいただいています。「1位は『僕はイエロでホワイトで、ちょっとブルーが獲得した。第2位は「乃木坂46与田祐希2nd写真集 無口な時間」。第3位は「田中みな実」St写真集「Sincerely youres–」となった。4位以下で注目は4位に初登場のの「日本・破綻寸前 自分のお金はこうして守れ!」。経済評論家の藤巻健史さんの最新作。日本経済が破たんする可能性に言及し、その日が来たときに自分のお金を守る法を説いた一冊。具体的には危機に強いポートフォリオを組み、日本が破綻したとしてもダメージの少なくなるような手法を詳しく解せるしている。折からのコロナショックで世界的な景気後退の波が押し寄せるなか、藤巻氏の予言が現実味を帯び始め、大きな注目を浴びている」