1.日経新聞で宣伝 、「富者と貧者」の下克上の時代
本日の日経新聞3面に全5段で大きく「日本・破綻寸善自分のお金はこうして守れ」(幻冬舎)の宣伝が出ています。幻冬舎の社長の見城さんが本の「おわりに」から抜粋した文章を選び載せてくださいました。「私は長期固定で借金をして不動産を購入している。金融資産はドルを中心とした外貨資産だ。仮想通貨にも手を出している」と述べました。借金を固定金利で借りているのもハイパーインフレで金利がどこかの段階で跳ね上がると思っているからです。また日銀の財務内容を見ていると、債務超過で円が暴落しておかしくないと思うのでドルを中心とした外貨資産を買っているのです。仮想通貨は、資本規制対策用です。これらはすべて、ここまで財政が悪化し、その「飛ばし」のせいで日銀がメタボになった(=お金をばらまきすぎ)のを見たうえでのXデーに備えた保険なのです。これからの数年間は、「富者と貧者」の下克上が起こると思っています。資産家がいっぺんに財産を失い、賢く立ちまわった貧者が金持ちになる。現状をきちんと認識し、将来の青写真を思い浮かべられる人が勝つのです」
2.コロナでは死ねない
30年来、掛け捨て生命保険に入ってきたが本日失効した。5年ごとに保険料見直しがあるが、歳を取れば取るほど高くなるので今ではかなりの保険料額だ。それで辞めることを決め手続きをしたのが2か月前。その後コロナ禍。相場(?)を読み間違えた。悔し~から今年は絶対死なないぞ(苦笑)
3.「不要不急の投資は避けろ」
本日の日本経済新聞「スクランブル」に「不要不急の投資を避けながら」(国内証券)」という文が載っていた。これだな、ここ当面の合言葉は。身を守りたかったら「不要不急の投資は避けよ」。ドルのMMFがいいと思う。ドルMMFはドル現金に近く投資というより保険という考え方。
4.FRBには出来ても日銀には出来ない
FRBが9日、大規模な金融支援を発表し、企業の資金繰り不安が後退した。GDPが日本の4倍もある米国のFRBと日銀のバランスシート規模はほぼ同じ。すなわち日銀は平時に異次元緩和でFRBの4倍もの資金供給を行ってきてしまったということ。有事に何もできない。すればパンクする。その結果、日本は米国の企業に比べて圧倒的に資金繰り倒産が増えるだろう。禁じ手を行ってきたツケの一つ。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57899140Q0A410C2000000/
5.リクルートHD4500億円の融資枠要請
ANA、日産、リクルートとコミットメントライン(融資枠)の設定を求めるというニュースが続いている。大企業まで、将来の資金繰りを懸念しているということ。今後、さらに多くの企業が要請してくるだろう。コミットメントラインは、今、金を受け取る代わりに企業の要請でいつでも融資に応じる枠のこと。集中して資金需要が出たら銀行が資金不足になるからそう簡単に受けいれるわけにはいかない。資金繰り倒産時代に突入する前兆の可能性もある。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57924700Q0A410C2MM8000/