「(労働市場は)手に思えないほどの加熱」「サマーズ氏の発言の意味は?」「袋小路の日銀」「終わりの終わりか?」他

2023年10月07日

1.「(労働市場は)手に思えないほどの加熱」 日経新聞では昨晩の雇用統計の数字を淡々と伝え、多少意味があるにしても毎日流れてくる経済データの一つに過ぎないかのような書き方だが、bloombergの「(労働市場は)手に思え …続きを読む →

「ドル安円高へとトレンドを変えるのは至難の業」「日本では問題が大きすぎてQT (量的回収)まで到着しない」「米金利、強まる5%観測 米著名投資家が見解」「誰かの資産は誰かの負債」他

2023年10月06日

1,「ドル安円高へとトレンドを変えるのは至難の業」 昨晩、知人のヘッジファンの米国人と話をしたが、彼もドル売り介入の効果はごく短期的だろうと言っていた。日本の財務内容の深刻さを考えると、ドル高円安のトレンドを変更するのは …続きを読む →

「アクセルとブレーキを両方同時に踏みこんでいるとブレーキは焼け切れてしまう」「シリコンバレー銀行のようなことが日本で起こりうるか?」「預金保険機構の保証」「株価が下がると日銀はどうなる?」他

2023年10月05日

1.「アクセルとブレーキを両方同時に踏みこんでいるとブレーキは焼け切れてしまう」 長期金利が1%に近づけば日銀は、国債買いオペを連発し必死の防衛をするだろう。円安に向けてアクセルを極限まで踏み込み(=量的緩和極大化)、そ …続きを読む →

(本日第2弾)「風雲急を告げる長期金利上昇」「日本は世界最大の計画経済国家」

2023年10月04日

(本日は午後第1弾を煽央しています。そちらもお読みいただければ幸いです) 1.「風雲急を告げる長期金利上昇」 ついに日本国債10年物が0.8% まで上昇してきた。連日の国債オペで上昇を必死で防衛していたにもかかわらず、だ …続きを読む →

「昨晩、NY 市場で委託介入があったとしたら、日銀と円とはThe Endの証」「国民の資産増加の裏に目に見えない負債の増加」他

2023年10月04日

1.「昨晩、NY 市場で委託介入があったとしたら、日銀と円とはThe Endの証」 昨日NY時間に政府・日銀のドル売り介入があったかどうか騒いでいる人がいる。介入は自国市場で行うのが常。他人の市場で介入を行う場合、自身( …続きを読む →

「積み上がったドル売りポジションの逆噴射の可能性も」「米長期金利4.7%などまだまだ低金利」「長期金利が1%をうかがうのに対し必死の防衛戦を強いられる日銀」他

2023年10月03日

1.「積み上がったドル売りポジションの逆噴射の可能性も」 これほど金利差が拡大してもドル/円が150円直前で停滞しているのは、為替介入による一時的な円高期待のデイトレーダの(ファンダメンタルに反した)ドル売りポジションが …続きを読む →

(本日第2弾)「効かなくなった為替の口先介入」

2023年10月02日

(本日第2弾)本日は朝第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。 本日午前中、ドル円の下押しが全くなかったから恒例の朝のごあいさつ(=為替を注視しながら見ている)が無かったのだと思ったが、やっぱり礼儀 …続きを読む →

「植田日銀総裁」の講演@日本金融学会」「円の保有は最悪」「YCC を辞めればジャンク債への格下げに」「仮に早期にマイナス金利政策の解除に動いても、短期の政策金利がゼロ%になるだけ」

2023年10月02日

1.「植田日銀総裁」の講演@日本金融学会」 金融緩和政策からの出口局面で一時的に赤字に陥る可能性」のニュースのもととなった9月30日の植田日銀総裁の日本金融学会での講演録を読んでみた。私も学会会員だから興語録はハードコピ …続きを読む →

「植田総裁 債務超過は一時的、嘘ツケ」「『マイナス金利政策解除』ではほのかな利上げでしかない」「2020年1月に.▲0.66%だったドイツ国債は、いまや2.93%にまで上昇」(他)

2023年10月01日

1.「植田総裁 債務超過は一時的、嘘ツケ」 ブルムバーグによると植田日銀総裁は「金融緩和政策からの出口局面で一時的に赤字や債務超過になっても、政策運営能力が損なわれることはない」「中央銀行には通貨発行益が発生する収益面で …続きを読む →

「賃金と物価の好循環が利上げの条件とは屁理屈もいいところ」「円安予想、さらに増加」「米国債弱気(=米朝金利上昇)予想、さらに増加」「石油価格高騰・何から何まで円安要因」他

2023年09月29日

1.「賃金と物価の好循環が利上げの条件とは屁理屈もいいところ」 屁理屈をこしらえて何とか金融緩和を継続しようとする植田日銀総裁。金融緩和を辞めれば日本の金融システムが壊れ、日銀自身が自死する(=円の紙くず化)ことになるか …続きを読む →