「植田日銀を解剖する」(文藝春秋)」「通貨も需給でその価値が決まる」「旧交を温めた」

2023年06月11日

1.「植田日銀を解剖する」(文藝春秋)」 9日発売の文藝春秋の7月号に、山本謙三元日銀理事と私とのの対談が8ページにわたって載っています。オーソドックスな金融論を熟知しているプロ同士の議論だったと思っています。だからこそ …続きを読む →

「収まらない米インフレ」「日本のインフレは『糸の切れた凧』」「『時、すでに遅し』ではあるが正論」他

2023年06月04日

1.「収まらない米インフレ」 NYダウは先週金曜日$701上昇した。米国株価は少しでもポジティブなニュースが出るとすぐ大きく上昇する。世の中にお金がばらまかれ過ぎているからだ。株価や不動産の上昇は資産効果でそれらを保有し …続きを読む →

「あ~あ、言っちゃった」

2023年05月31日

「あ~あ、言っちゃった」 せっかく植田総裁が必死でごまかしているのに、元日本銀行審議委員の桜井真氏が「あ~あ、言っちゃったつ」という印象。選挙まじかという理由はカモフラージュとして横に置いておいて,要は「長期金利の上限を …続きを読む →

「時、すでに遅し」「『誰かの金で公助を』の時代は終わってしまっている」「『大きな政府』どころか『巨大政府』」他

2023年05月30日

1.「時、すでに遅し」  昨日の日経新聞opinion。まさにこの論説の通り。ただ残念ながら20年遅かった。時、すでに遅し。異次元緩和の始まる前の2013年頃は新聞紙上でも「財政規律問題」がそれなりに盛り上がっていた。そ …続きを読む →

「なぜ植田日銀が超ド級の緩和政策を継続するのか?」「必ずしもこれが正常な中央銀行のバランスシートの姿ではない(植田総裁)」

2023年05月26日

1.「なぜ植田日銀が超ド級の緩和政策を継続するのか?」 本日朝7時にプレジデントオンラインに拙稿がアップされました。当面の間、無料で読めます。なぜ植田日銀が超ド級の緩和政策を継続するのか?について拙稿と違う見解をお持ちの …続きを読む →

「エ、高橋洋一氏、シラ~と方向転換?いい加減じゃありませんか?」「財政ファイナンスの英語はマネタイゼーション」「『YCC撤廃でも長期金利はせいぜい1%までの上昇』は日銀を絶望視しないための唯一のよりどころ。だがね~」

2023年05月25日

1.「エ、高橋洋一氏、シラ~と方向転換?いい加減じゃありませんか?」 昨日、以下のメールを私のTwitterにいただいた。 「もう一つ日本の怖いのがアメリカは住宅ローンを組むとき固定が7割。日本は逆に変動が8割。金利が万 …続きを読む →

(本日第2弾)「JPモルガンCEO『さらなる金利上昇に備えを』」「定期的に起こるがいつも何事もなかったように終わる『政治ショー』」他

2023年05月23日

(本日第2弾)本日は朝1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。 1.「JPモルガンCEO『さらなる金利上昇に備えを』」 本日の日経新聞夕刊の1面掲載記事。米金融界最大の論客JPモルガンCEO の ジェ …続きを読む →

「米国で、ホームレスにウーバー運転手が『お前ら、働け!いくらでも仕事はあるんだぞ!』」

2023年05月23日

昨晩、以下のリツイートが私のtwitterに来た。 「アメリカでは貧困ライン以下で暮らす人の数が3720万人を突破。ニューヨークのホームレス人口ー7万7943人、ロサンゼルスのホームレス人口ー6万3706人 。バイデン政 …続きを読む →

「際立つ流動性、地位揺るがず ドル基軸通貨体制の行方」「共同富裕」VS [共同貧困]「武勇伝」他

2023年05月22日

1.「際立つ流動性、地位揺るがず ドル基軸通貨体制の行方」 この1週間、ドルが基軸通貨で無くなるのではないかとのリツイートに「そんなことはない。基軸通貨はドルのまま」」と返してきたが、本日の日経新聞の「経済教室」小川一橋 …続きを読む →

「流動性不足が一番怖い」「火災をかけたのに火事が起こらなかったとき、火災保険料を損したと思う人がいるのか?」「源泉垂れ流しは〇・通貨垂れ流しは×」

2023年05月20日

1.「流動性不足が一番怖い」 弗よりもBRICSの通貨がいいと私のTwitterを使って宣伝する人がいたので、以下、くぎを刺しておいた。 「マーケットが不安定な時は、流動性が一番大事。経験のない人にはわからないかもしれな …続きを読む →